2007年05月21日
GyaOイベント=ネット読書=危うい市民ニュースサイト
GyaOジョッキーと歌ブログの合同イベントを生放送で見た。
歌ブログでは有名なとちぎ和牛とかポッポとかが出ていてひとりで興奮。チャットを見ているとほとんどの人が彼女たちを知らないようだ(当たり前)。途中にカンニング竹山や原口あきまさなんかも出てきて華やかな感じにはなったが、トータルで見ると実に安い(いい意味で)アングラ感漂うイベント放送だった。一番人気は中野腐女子シスターズだった(とはいえこちらも知らない人のほうが多いと思うけど)。なんだかんだで乾曜子さんって息が長いなぁ。
(手に入れた本など)
入子祐三ほか『ニッポンの算数』(東洋館出版社)
森毅『数学の歴史』(講談社)
NATIONAL GEOGRAPHIC 2007年5月号
小特集「 スラムにみる格差のいま 」によると、インドのスラムには裕福な人が住んでいるらしい。というのも、貧富の差が激しいインドでは中間層が住むべき住居(住空間と言い換えた方が適切かな?)が少ないらしいのだ。このあたりに公の弱い国の難しさを感じる。今の日本だからこそ小さな政府を叫べるが、小さくなり過ぎたら今度は大きな政府を求めていくのだろう。
ところで『NG』は3分の1くらいまではすべてネットで読めてしまう。にもかかわらず1000円と高いし、それを毎号買っているのも考えものだな。エウレカセブンのタイトルにもなった モーニング・グローリー の写真も公開されている。
群像 2007年6月号
局所的に話題になっている橋本勝也「具体的(デジタル)な指触り(キータッチ)」を読んだ。東浩紀さんの『 ゲーム的リアリズムの誕生 』(講談社)とも重なる評論。マクドナルドの話も出てきたし。
スピリチュアルなニュースって新鮮
なんか凄いぞ…。こ、これってニュースなのか?
新風舎を叩けば済むという問題でもなく
この記事はちょっと珍しい。勘のいい人はこれまでの新風舎叩きの記事とは少し違った印象を受けると思う。この連載はなかなか楽しみだ。もちろんト学会的な意味で。
岐阜県産業技術センター(2007/4/19)資料
by 菊池誠(大阪大)
有名なテキスト「 「ニセ科学」入門 」と重なるが、続編的な部分も含まれている。近年はベタなにニセ科学ブームが巻き起こっていて、各地でイベントも開催されているらしい。
歴史家としてのフーコー
by キース・ウィンドシャトル/訳:山形浩生
ちょっと難しいけど、刺激的な内容。フーコーのメタ読みに対する櫻井よしこ的突っ込みという感じ。
モスクワ・コンセプチュアリズムの美術
by 鈴木正美 (芝浦工大)
ソッツ・アートをはじめとするソビエト非公式芸術の中にコンセプチュアリズムをみている。ボリス・グロイス『 全体芸術様式スターリン 』(現代思潮新社)あたりの大枠の話も面白いが、鈴木さんのようにソッツ・アートを丁寧に眺めるのも悪くない。コンセプチュアリズムそのものはあまり好きではないのだけれど。
いま見ているアニメ
回が進むごとに微妙な展開になってきた『ロミオ×ジュリエット』に続き、GyaOで放送中の自主制作系アニメ『いまざきいつき小劇場』も見ることにした。ホラーとかサスペンスの類は、今後間違いなくアニメ畑で開拓されていくはずなので、次の回がとても楽しみだ。
あとは靖国関連で話題の『誇り』というアニメDVDがとてつもなく見たい今日このごろ。
オタク論!が酷い
一番酷いのは創編集部ではないかと思ったり。
Posted by Syun Osawa at 00:12