bemod

2009年04月14日

スパー=サイキック=めぐり逢う世界=まさかの月収

会社の帰りによく行くベローチェが全席禁煙になった。個人的には服に匂いがつかなくなって嬉しいが、タバコを吸う人が日に日に追い詰められている状況には異議を申し立てたい。というのも、彼らは僕よりも多く税金を払っているからだ。タバコの副流煙の問題はあるとしても、タバコを吸う人にはどんどん吸ってもらって、少しずつタバコの値段も上げさせてもらって、人一倍税金を払ってほしいというのが僕の本音である。

最近、毎週末スパーリングをやっているため、日曜日は頭がジーンと痛い。このジーンには痛みはないものの、なんだかモヤモヤして妙に怖いのだ。ジムに来ている脳外科の先生の話によると、脳は年齢とともに収縮するらしく、脳と頭蓋骨の間に空洞が出来やすくなるらしい。その状態で殴られると脳が揺れて危ないのだそうだ。もう少し若い頃に始めるんだったなぁ…。

手に入れた本など

北村慶『ETFとは何か』(PHP研究所)
國貞克則『財務3表一体理解法』(朝日新聞社)
徳川宗賢 編『日本の方言地図』(中央公論社)
手塚眞『ヴィジュアリスト』(新書館)
アニメDVD『トムとジェリー DVD-BOX』(宝島社)

宝島社もこういう商売をやるようになったのか…。

北野誠の活動休止はサイキックが原因だった

僕は90年代、ずっとサイキックを聴いていた。そして、大学を卒業して東京に来る日まで聴き続けていた。残念ながら、東京に来てからはほとんど聴いておらず(一応、ICF-SW7600という高感度ラジオも持っているんだけど,それでも聴く機会は減っていった)、一度 東京のイベント に行っただけだ。

3月にラジオ終了のニュースを耳にして、「とうとうサイキックも終わったか…」と感慨深いものを感じてたら、今回の活動休止で一気に生臭い感じになってしまった。うーん。何て言うか、サイキックのネタって西武の東尾みたいに危険球ギリギリが生命線だったからなぁ…。

2000年以降、『サイキック青年団』をほぼ聴いてないので詳細はまったくわからないが、たまに覗いていた2ちゃんの関連スレッドやファンサイトの情報などをあわせると、『サイキック』に対するアンチも多く存在していたようだ。そしてまた、その場かぎりの嘘のような本当のような情報が、ネット上でテキスト化されることで別の文脈で消費されてしまったような印象もある。

飲み屋でおっさん二人が「あんな奴死んだらええねん」と発言した言葉がテキスト化され、小学校のホームルームでその言葉についてマジ討論が交わされてしまうような状況がネットにはあるし、それはもはや避けられない。サイキック的なアンダーグラウンドは絶滅する運命なのは自覚しつつも、いつかロフトプラスワンあたりのイベントで懐メロ的に復活してくれたら、そのときには観に行きたいと思う。

『めぐり逢う世界』にめぐり逢った

後半 とあわせて15分の短編。超力作でヤラれちまった。僕はやっぱし自主制作好きだなぁ。何でかわからんけど、この青臭い感じ(中二病?)が僕は結局好きなんだと思う(嫌い嫌いと思ってたけどw)。

鈴木謙介『 サブカル・ニッポンの新自由主義 』の読書感想文でちょこっと書いたが、チャットモンチーの「橙」という曲に感じるビルドゥングス・ロマンの不成立というのをこの作品にも感じた。さすがに、この作品では不成立とまでは言い切れないが、それでも一年前の私と今の私がかなりのシンクロ率で等価であり、相手との距離が内側の部分で今も昔も変わっていないというところが興味深い。

あとは「世界」か。セカイ系という言葉もさすがにあまり聞かなくなったが、ちょっとだけ。宣伝誌『本 2009年4月号』(講談社)で野矢茂樹が世界観について、僕らは狭い行為空間では世界観(この世界は過去と未来が斉一的である)を前提としているが、それは広大な論理空間の片隅に過ぎないと書いている。セカイ系の作品というのはまさにこの行為空間内での前提を何やらしているもののように思えるが、よくわからない。

「やる夫で学ぶ」シリーズがアニメ化

なんか違う…。そして、やる夫の思想を汲み取ってない気がする。

佐藤秀峰の月収は70万円?

佐藤秀峰がこういう状態だと、他の漫画家はどうなるんだよ…。ヤバすぎるだろ。つか、原稿仕上げるのにメチャメチャコストかけてるんじゃなかろうか? …とも思ったりもするのだが。

そして、そんなことより佐藤先生! 早く『特攻の島』を再開してください! 出渕裕の『ルーンマスカー』も復活したことですし…w

木とか自然物を描くのに便利らしいブラシ

Photoshopのブラシ。僕はPSでのブラシの使い方が未だに上手くいかないために、バカの一つ覚えのようにセル塗りを繰り返している。何とかしないと、カラーイラストの幅が全然広がらないよ…。

セクシー化が進む世界のお天気キャスターたち

朝のお天気キャスターってやたらとピュア度を売りにしているような人が目に付くけど、あのたどたどしさは朝グッと来ないのよね。お天気お姉さんのセクシー化路線は日本でも期待したい。特に朝。

ニセ科学の定義と判定について考える

旧ブログのエントリの改訂版。

「ユーチューブ」もうジリ貧らしい

Youtubeの不幸は、動画だけを他サイトに埋め込むことを許可していることだろう。あれって、サーバーの負荷だけかかるのに、外側の部分は全部他サイトに持っていかれてる。

村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチに思う

宗教ではなく信仰というところが、日本人の「中二病2.0」的な感性が、世界にも徐々に浸透していることを感じさせられる。

iシェアーズを30億ポンドでCVCに売却へ

「iシェアーズ」って知ってますか? 投資信託とかやらない人ならどうでもいい話なんだけど、こういうことに足を突っ込んでしまったがゆえにスルーできなくなってしまった。このスルーできない状況もリスクになるわけだな。しかも見ることで費やされる時間の分だけコスト増だし。金融リテラシーを身につけるという目的がないとやっとられんわな。

Posted by Syun Osawa at 02:00