bemod

2010年01月25日

Twitter=わかむらP=原爆漫画=宮崎駿少年=あの返事

Twitterを使って1ヶ月が経った。

未だに誰得ツールなのかよくわからないんだけど、使い方だけは少しわかってきたように思う。ただし、問題もいろいろ見えてきた。一つはフォロー数が多くなるとタイムラインが全然追えないこと(これはよくある問題)。ヘビーにTwitterをやる人は、iPhoneとか使って一日中タイムラインを見ているんだろうか?

もう一つは、自分のつぶやきを整理できないところだ。文章を書いても、一瞬で流れていってしまうし、断片的なものばかりになる。さらに、タグ付け機能もないので、後でそれを整理して忘却録として活用できるかどうかもわからない。

つまり、Twitterというのは、あくまでコミュニケーションツールであって、日記的なツールではないという事なのだろう。ブログが持っていた日記とか記録的な機能がグッと弱まって、ブログのコメント欄が横断的に繋がっているような仕組みがTwitterということなのかもしれない。そして、それは僕向きのツールではないのかもしれないw

手に入れた本など

小畑健『BAKUMAN』1、2巻(集英社)
小畑健『CYBORGじいちゃんG ― 21世紀版』全2巻(集英社)
鳥山明『鳥山明満漢全席 壱』(集英社)
鳥山明『鳥山明満漢全席 弐』(集英社)
唐沢なをき『漫画家超残酷物語』(小学館)
高橋留美子『専務の父』(小学館)
小林よしのり『どとーの愛』(徳間書店)
やまと虹一『新プラモ狂四郎』(講談社)
東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)
小暮陽三・小暮三寿雄『物理のしくみ』(PHP研究所)
楠木誠一郎『日本史・世界史 同時代比較年表』(朝日新聞社)
トルストイ『アンナ・カレーニナ』(集英社)

ちくま 2010年1月号

なだいなだ氏の「外交官作家」というコラムが面白かった。日本の佐藤優氏の売れっぷりを考えても、現役の人が書けばかなり面白い事を書くのではないかと思う。フランスの外務大臣だったド・ビルパンも詩人なんだとか。僕は、国に従事している人が文学活動などを行う、すぐにゴーリキーなどが頭に浮かんでしまうので、そういう発想は古臭くていけない。

わかむらPのインタビュー

なんかFLASHが辿った道と同じだw でも、わかむらPは、ちゃんと状況を見通していて、そこが素晴らしい。

投下12年後の原爆漫画、広島平和記念資料館が発掘

戦争と芸術 関連で、めっちゃ読みたい。こういう作品ほど、デジタルアーカイブにして公開して欲しいな。

サラッと若かりし日の宮崎駿が載っている件

若い頃に軍ヲタ全快な投稿をしていた証拠が、102スレに貼られている。大日本絵画のカラー漫画読んでいるので、別に驚きはしないが、でもかなり納得したw

斎藤環からの手紙に茂木健一郎が2年半ぶりにこたえる

自然消滅するのかと思われていた往復書簡企画で、茂木氏がまさかの応答。

村上龍氏、芥川賞を語る

文章で読むより、10分くらいの語りを動画で見るほうが、はるかにわかりやすくていいな。芥川賞の選考会も、動画でやったほうがはるかに面白いものになるのではないか。

文学賞メッタ斬りのラジオ版

このラジオを選考中の動画にあわせて実況中継的にやってくれたら、かなりの神放送だと思うんだけどなぁ。とか言いつつ、どの小説も読んでないんだけどw

昭和天皇へのインタビュー記事

戦争終結にあたっての昭和天皇の役割を記者に質問されて、昭和天皇は以下のように答えている。

戦争終結は、私自身が決断しました。首相が閣内の合意を取りつけられず、私の意見を求めたからです。そこで私は、自分の意見を述べただけです。 開戦のとき、そしてそれ以前も、さまざまな決定は閣議でなされており、私にはその決定を覆すことはできませんでした。これは日本の憲法の規定にのっとったことであると思います。

公設派遣村入所者「相談してよかった」

なんでこういう地雷を踏むかね…。僕は共産党に対してそれほど悪い感情は持っていないのだが(かといって支持者でもないが…)、こういうところに認識のズレを感じてしまう。この記事に対する若者の声の大半は「貰いすぎ」というもので、それに対して共産党は「彼らが貰いすぎなんではなくて、他が低すぎるんだ」と返すだろう。だから、生活保護者を非難するのでは、下流スパイラルに陥るだけでいいことは無い。むしろ全体の底上げをするためにみんなで頑張りましょう、と。

しかし、それでは現状を捉えているとは言い難い。もしこの記事を掲載するのであれば、「一方で…」として、生活保護需給と世間の労働賃金の低さからくる逆転の問題も同時に扱わなければ、多くの支持を集めることなど到底無理だろう。

中国の若者「最も好きな国は日本」

こういうツンデレ・メソッドをどう扱うのがいいのか。ある程度、仲の悪そうなフリをしながら、「ケンカするほど仲がいい」的なプロレス関係を持続させていくのが一番いいんだろうと思う。

シー・シェパードの「未来型抗議船」、日本船と衝突し沈没

僕の愛したSF船が、沈んでもーたっ! 全然未来型じゃなかった!

ミドル・メディアの古さについて

これからは、マス・メディアが没落して,ミドル・メディアが百花繚乱する時代が来るよ! …って、まぁそうなんだが、今がまさにそういう時代だしなぁ。問題はそこから先じゃないのかな? ニコ生の行方 でも書いたが、電話などのコミュニケーションツールが、スカイプを経ることでメディア側に接近してきており、そのためにパーソナルな領域がメディアの領域に溶け込んでいる。ここでは情報より情報をネタにしたコミュニケーションのほうが価値を持つので、相対的に情報の価値が下がってしまう。このことが問題になってるのだと思う。

Posted by Syun Osawa at 01:55