bemod

2011年09月15日

アイドル・フェスティバル in ヒビヤ

2011年5月21日/18:00-20:30/日比谷野外音楽堂

日比谷野音で2回まわし。僕は夜公演に参加。それなりに広い会場だったので、かなり空席が目立った。2chのどこかのスレに「それぞれのヲタの数が見えたな」と書いてあったけど、まさにそんな感じ。特に人気急上昇中と言われていたぱすぽ☆がいただけに、なかなか現実は厳しいなと…。

OPのアイドルカレッジは、下北沢FMアイドル祭り vol.2 以来か。時々名前は目にするものの、この感想を書くまで名前もすっかり忘れていた。ググってみたところ、スパガと一緒に何やらやってもいるらしい。あと、このクラスのグループには珍しく、アルバムも出してるのね。

次の制服向上委員会もめっちゃ久しぶりに名前を聞いた気がする。それこそ、南青山少女歌劇団とかそのレベルでw モーニング娘。みたいに、メンバーチェンジを繰り返しながらずっと活動してたわけだ。制服とか大人数とかが被るAKB48をステージ上で軽くディスってたのが印象的だった。ああいうの嫌いじゃないw でも曲の方は90年代からアップデートされてない感じもした。モー娘。なんかもそうかもしれないけど、先輩の輝かしい過去とかがあると、それをある種の伝統芸能みたいに引き継いでいかなければいかないというジレンマもあるのかもね。

小桃音まいは、何だかんだでよく見てる気がする。それだけ彼女の精力的にライブ活動をこなしているということだろうな。彼女がピンで活動をしてることを考えると、本当に凄いと思う。あと、彼女が「おい!おい!」って煽るときの独特な仕草がとっても好き。あれ、何かしらの名称がついてないのかな?「小桃音インフレイム」とかカッコいい名前があるといいのに…。

バニラビーンズの時にちょっと物販に離れていたのでしっかりとはライブ見れず。ちゃんと見たのは、去年の Saori@destinyバレンタイン with バニラビーンズ だけで、あとはあんまりしっかり見たことないな。曲の感じとか独自路線を行こうとしていてわりと気になる存在なのに、カチッとこない。うーん。客層がズレてるのかも。

腐男塾は、腐女子シスターズからのスピンオフのはずなのに、完全に立場が逆転してるのね。楽曲もロックよりシフトして、はなわの本来のノリに近くなっている感じ。他のアイドルと被らないし、アイドルグループとしては女子人気もかなり高い。ああいうスタイルだと年齢の問題なんかもクリアできるしで、何気にいい市場を捉えてるのかも。

あと、僕の前の人が腐男塾ヲタの人で、ルミカライトの使い方が神だった。ルミカライトを工作して円形にしたり、複雑な形にするというのはよく見かけるが、ヲタ芸を一歩進める形で、パラパラとミックスさせるような手振りを見たのは初めて。ヲタ芸もああいう形で更新されていくと素晴らしいね。

今回のイベントに出演したグループの中で、一番ファンがついていたぱすぽ☆。AKB48やももクロの商法を更新する形で存在感を高めてきたグループで、僕自身も何回かライブでお目にかかっている。楽曲は歌謡曲的メンタリティを少し排除した形のアメリカンロックが軸になっていて、かなりカッコいい。特に「GPP」とか「Pretty Lie」あたりのインパクトが強くて、それだけが僕の中のぱすぽ☆を作ってる感じ。

僕自身も奥仲麻琴推しだったりで、頑張って欲しいのは山々なんだけど、なんだろうな…ファンとの距離感とか含めて、僕の感覚とはちょっと合わなかったりする。それはスパガにも感じることだけど、スパガはエイベックスだけあって、そのへん上手くやってるようにも思う。プラチナムだから? いや、どうだろ…。この微妙な言い回しw

最後に東京女子流。Aira MitsukiとかSaori@destinyなどのデートピア勢を除けば、ここ最近では一番多くライブを観ていると思う。彼女達は生歌でしかもきっちり歌えていて、パフォーマンスもいい。第一期のSPEEDを髣髴とさせるポテンシャルを持っていて、ライブの楽しさを十二分に味わえるグループだと思う。特に小西彩乃は本当に歌上手いね。全盛期のhiroの高音のような武器は持ってないけど、低音がいいし、トータルですぐれてる感じ。

あえて何か言うとすれば、MCが下手なことくらいか(そういやSPEEDも下手だったなw)。曲がおっさんホイホイなドファンクアレンジだったりするので、それが女子向けに上手くアップデートされた曲が続けばブレイクするのかもね。僕としては今のままのおっさんの洋ヲタ向けアレンジがいいけどw

Posted by Syun Osawa at 02:00