bemod

2013年06月18日

ライムベリー1stシングルリリースイベント

2012年7月5日/17:00−17:30/タワーレコード新宿

「ピョコピョコウルトラ」のリリイベ「恋愛ハンター」のリリイベ に続いて、モーニング娘。9期10期イベントに行こうとしたらまさかの寝坊。有給までとったのに!w なんとか販売開始の20分前に着いたものの、すでに長蛇の列ができていた。結局、僕の10人くらい前で完売。久々に自分の情けなさに凹んだ。TIF2011でさくら学院のライブを半分見逃したときくらいの悲惨な気持ち。

渋谷センター街のTSUTAYAのビルと地下鉄の通路に掲げられていた広告の写真を撮る予定だったのにカメラ忘れて撮れないし、免許の更新に行ったらめがね忘れて出直しだし、ともかくついてない日だった。ライムベリーのリリイベがなかったら本当に悲惨な日になっていたと思う。そういう意味でも3人には救われたねw

3人とはもちろんライムベリーだ。

デビューシングル「HEY! BROTHER」の動画を見ればその破壊力は一目瞭然だ。

…と言いつつも、実際に生でみるまではそれほどハマったわけではなかった。渋谷Glad 2nd Anniversary下北FMアイドル見本市 vol.4 第二部 あたりで気になりだして、いつの間にかハマっていた。

彼女たちがレギュラー出演している下北FMも見ているので何度か見かけていたはずなのだが、それほどフックにかかっていなかった。「自分でリリックを書かないヒップホップってどうなの?」といった素朴な疑問も重なって、tengal6的なニュアンスのヒップホップに対する違和感を消せないでいたこともフックにかからなかった原因かもしれない。

ところが彼女たちの生パフォーマンスを見て、その疑問が狭い価値観の中で構築されていたものだと気づかされた。考えるべき地平がそもそも違ったのだ。アイドルというのは資本主義を映す鏡であり、そこに提示されるコンテンツは「イメージ」という得体の知れないものだけである。彼女たちが歌う「HEY! BROTHER」は中学生アイドルに群がる成人した男たちを狙い撃ちにしており、そのパフォーマンス自体が今のアイドル現場の様子をシニカルに映している。

そういうコンテンツ(ロリコンをネタにしたもの)はアニソンの世界では少なくなかったが、実際の中学生が歌ってしまうのだから凄い。そのキラーコンテンツ感はバイクで縁石のギリギリを疾走しているようなドキドキ感がある。アイドル現場が飽和状態にある今、より中毒性があり、より高まれるコンテンツを提供しなければ生き残れないという事務所側の危機感と遊び心が生み出したコンテンツがライムベリーなのかもしれない。

今回のチェキ撮影はタワレコのエプロン付き。毎度思うけど、タワレコのエプロン付きで得するのはタワレコだけなので個人的にはやめてほしいw

Posted by Syun Osawa at 23:18