2014年04月09日
Tokyo Idol Festival 2012 ２日目
2012年8月5日／9:30−21:15（途中離脱）／お台場
去年のTIF は２日目だけの参加にもかかわらず寝坊してしまい、楽しみにしていたさくら学院のライブの前半を見そびれるという大失態を演じてしまったのに、今年は両日ともちゃんと予定時間に参加できている。それだけ僕のドル活が良くも悪くも生活の中に溶け込んでしまっているということだろう。
昨日 はかなりアクティブに動き回ったということもあって、今日は待ったりモードで攻めようと決めていた。TIFの楽しみ方はいろいろだが、僕の場合はメインステージであるHOT STAGEをあえて外すところから始まる気もする。
9:30−9:45／WELCOME MARQUEE
２日目の一発目は昨日１度も立ち寄らなかったWELCOME MARQUEEへ。ゆりかもめのテレコムセンター駅を降りてすぐのところにある広場に作られた特設ステージでトークイベントが行われており、無銭で一日楽しむことも可能だ。
アイドリング!!! FIVE
昨日に続いてやたらとアイドリング!!!を見てる気がするは気のせいでもなんでもなく、このイベントのプロデューサーがアイドリング!!!のプロデューサーだったりするのである意味当然といえば当然なのだ。
アイドリング!!! FIVEは５期生によるユニット。昨日 のアスキー学院本日開講！で見たのが初めてで、今回が２回目。すでに元ラブベリーナの石田佳蓮さんにやられ気味。レイアさんがグループ内推しを強調していたが、誰を推していたかは忘れてしまった。
Survive-ZERO
Rizumuと共に登場。佐藤あきほさんが遅刻して途中から参加。トークの中でRizumuが吉川友さんを好きだと言っていた。モーニング娘。の新垣＆光井の 卒コン の翌日に開催された Finolia Factory Holiday Special Vol.40 で腕に新垣理沙さんのリストバンドをつけてたし、もしかしてハロヲタなのかな？ それともソロでアイドルやってることへのリスペクトなのかな？
おはガールちゅ！ちゅ！ちゅ！
今日の僕の一番の目的はこの３人を見ることだった。毎朝７時からテレビ東京系で放送されている『おはスタ』に出演している３人が可愛いと話題になっていたからだ。僕も麻亜里、下垣真香、菅澤美月の３人がレギュラーをつとめていた2005年以来のワクワク感があったし、吉川日菜子さんは劇団ひまわりのOh☆Campeeに所属していたこともあって、俄然応援しようという気になっていた。
実際生で見た３人はヤバイくらいの可愛さだった。吉川さんはもちろんのこと平愛梨さんの妹の平祐奈さんも岡本夏美さんも可愛すぎる。ビジュアルだけでここまで高まれるとういのは、2005年以来７年ぶりと言っても過言ではないだろう。
10:20−10:40／SMILE GARDEN
Cheeky Parade
おはガールを見てから行ったので、ステージ前方はかなりの人だかりになっていた。前方はあきらめてステージの横から観戦。ライブハウスだとステージの真横から見ることはできないので、なかなか新鮮な光景だった。例えば、小鷹狩百花さんと鈴木真梨耶さんが後列で並んだときにちょっと手をつないだりとかね、そういうのが見れたのが良かったと思う。
11:00−12:30／DOLL FACTORY
さんみゅ〜（β）
さんみゅ〜（β）は ５月のデビューワンマン から見ているので、応援の意味もこめて見に行った。彼女たちにとってここが一番大きなステージだったんじゃないかな。この日初披露された新曲が岡田有希子さんの「くちびるNetwork」で驚いた。どこまでもサンミュージックの歴史を彼女たちに担がせる気なのかｗ 重すぎでしょｗ …などと思いつつも、森田健作さんの「さらば涙と言おう」を客とメンバーが合唱する感じがあまりに美しく、これはこれでアリかなと。
3Bjunior TEAM BLUE
スタダ系のユニット。TIF2012のようなイベントのときにだけ出てくる特別ユニットなので精度はゆるめだが、そこがスタダの良さとして受け入れられているのだろうね。CLEAR'S的なお掃除ユニットがあったり、三部JAPANがあったりと、3B junior LIVE 2012 同様に自由な感じが楽しかった。スターダストは女優やモデルの卵たちがアイドルやってます的なノリをそのままパッケージしているので、そういう運営側の上手さもあるんだと思う。
12:10−12:50／GREEN OASIS
3B Jr.終わりでWONDER FUTURE PLANETへ。野外ステージのSMILE GARDENで東京女子流とさくら学院が「ペリシュビッツ」をコラボで歌ってるのを横目に見つつ、物販スペースの裏側にある会場に入ると人が多すぎてステージを見ることさえ叶わず。予定を早めてGREEN OASISへ行くことに。
でんぱ組.incの出演時間だったが、途中にガンダム待ち（後述）があったらしくライムベリーの「HEY! BROTHER」を見ることができた。あのオープンスペースで「へい！お兄ちゃん！」で跳んでる姿はかなり熱い風景で、いつしか僕もあの中に溶け込んでしまってるんだなぁ…としみじみ。
でんぱ組.inc
４月の 第２回 アイドル横丁祭!! 以来。でんぱ組.inc遭遇率が高くないものの曲に関しては知っているものが多かった。前は単なる秋葉系のノリをハイブリッドさせた人たちくらいの認識だったから、その薄い認識はライブを見るたびに更新されているように思う。
おはガールちゅ！ちゅ！ちゅ！
本日２度目のおはガール。WONDER FUTURE PLANETをあきらめたことが功を奏し、かなりの良ポジで３人を見ることができた。ただ、僕がいた左側は岡本夏美さんの側だったので、僕が推している吉川日菜子は反対側だったことだけが悔やまれる。ゼロポジにいたいとかどんどん深みにハマってるなｗ この３人に関してはそこまで思いたいくらいの圧倒的なキラキラ感があって、ＴＶメディアから出てきた正当なアイドルって感じがするんだよね。
13:15−13:45／WONDER FUTURE PLANET
IDOL summit 2012
出演はフルーティー、Dorothy Little Happy、Negicco、OS☆U、NEP She☆Star、まなみのりさ、ひめキュンフルーツ缶。司会はアイドリング!!!の菊地亜美、風男塾の青明寺浦正。LinQは不参加。
これぞTIF2012というトークイベントだった。ドロシーが東京〜仙台を行き来する移動手段がワゴン車のため、高速のサービスエリアで食事をとることが多くて太るといった話や、メンバーの同級生の親がファンだったという話など、ローカルアイドルの生々しい話が開陳されていた。みんな苦労してるんだねぇ。
あみみトーク上手すぎ。
まなみのりさ
２回目のまなみのりさ。このステージの客席だけ唯一座席ありだったのでホールコンサートみたいな感じで楽しむことができた。クーラーも効いていたから、ここで座って一日過ごすというのも悪くないチョイスだったかもね。何かの曲で座席の間の通路をヲタがグルグル回ってたけど、あれは定番なのかな。
Dream shuffle 2shot
誰が出演したか正確には覚えていないが、違うグループのメンバーと２人１組になってアドリブでトークをするという企画。さくら学院の杉崎寧々さんとアイドリング!!!５期生の石田佳蓮さんのコンビとか、まなみのりさのりささんとさくら学院の大賀咲希さんのコンビなど、トークの内容はともかくその組み合わせだけでご飯３杯いけそうな感じで終始高まりまくった。
あみみが５期メンバーとはそれほど絡んだことがないというリアルなヒエラルキー問題を５期メンバーにぶつけているのを見て、昨日と今日でアイドリング!!!５期を何度も見ていることに気づいた。アイドリング!!!は初期の頃に見ていただけで最近はほとんど追っていなかったけど、５期生の石田佳蓮さんはハマれそう。「Top Yell」でモーニング娘。10期メンバーの飯窪春菜さんと対談したりしないかな。出ないと言われていたおはガールちゅ！ちゅ！ちゅ！のメンバーも最後にちょっとだけ登場した。
15:00−15:40／SMILE GARDEN
Tomaton' Pine
今回のTIFでは初遭遇。炎天下の屋外ということもあって人がそれほど多くなく、ギリギリに行ったにもかかわらずわりと前方までいけた。若干の双眼鏡プレイで小池唯さんや和田えりかさんの圧倒的なビジュアル力を堪能しつつ、「ワナダンス」で高まる。野外でこの曲を聴くとアイドルレイヴの可能性を感じざるを得ないよね。
bump.y
トマパイ終わりでさらに前進。かなりの混雑になるだろうと思って気合い入れていたのに肩透かしのように最前付近まで行けてしまった。宮武姉妹の妹・宮武祭さんの美少年っぷりが凄いことになっていた。モーニング娘。10期メンバーの工藤遥さんと美少年対決してくれないかな。あとメンバーのうち３人がボクシングをやっているとのことで、ボクシングファンとしてはこれも嬉しい情報。
15:50−18:00／DOLL FACTORY
bump.yの後で3Bjunior BLUEも見ようかと思ったけど、スタダ系の厄介めな方々が大挙して押し寄せてきたのでさっさと退散。DOLL FACTORYに行ったらTHE ポッシボーが切実な感じで告知をしていた。ポッシは１枚のライブチケットで２人まで入れるというかなり際どい勝負をしていて、グループとしての存続も含めて正念場に来てるのかも。
Tokyo Cheer2 Party
ここのライブ会場はＴ字型のステージになっているので最前というのが存在しない。どこにいても満遍なく見れるので必死系じゃない人が楽しむには悪くない。特にチアチアみたいな大所帯のグループだとステージをくまなく使えるので華やかさも出るからかなり楽しめた。ただ音があまりよくないのでそこだけが残念かな。
小川真奈
僕のメモには小川真奈さんのことが書いてある。スケジュールではTHE ポッシボーの前が出演順なので実際のところどうだったかは覚えていない。ただ歌のクオリティはこのイベントでもトップクラスだと思う。
Dream Unit LIVE
アイドリング!!!、さくら学院、東京女子流、バニラビーンズ、風男塾、THEポッシボー、YGAの選抜メンバーがシャッフルユニットを結成してパフォーマンスするという企画。IDOL summit 2012、Dream shuffle 2shotに続いて本日３つ目の企画イベント。コラボライブは最高に楽しいね。
特に東京女子流の小西彩乃さん・さくら学院の中元すず香さん・アイドリング!!!の外岡えりかさんがSPEEDの「STEADY」のカバーを歌った瞬間が今回のTIF2012を通して一番熱くなった瞬間だった。あぁちゃんとすず香さんは共にアイドル界トップクラスの歌姫と言われている存在だ。その２人の共演は「競演」と呼ぶのに相応しいものだったと思う。
２人を比べてどっちが勝ったかなんてのは野暮な話なのでやめるが、すず香さんがあぁちゃんの歌にただただ感心していて、僕もあぁちゃんの歌声に強くひきつけられたことは間違いない。いつぞやのＣＤリリースイベントで東京女子流とももいろクローバーが対決をしたときも、あぁちゃんから鬼気迫るような気迫が感じられたし、僕はそういう彼女が時折見せる勝ち気な側面がとても好きだ。みんな仲良くやりましょうも結構だけど、どこかでライバルとして意識してバチバチやるのもとても大事なことではないかと思う。少なくとも僕はそういうアイドルの側面も見ていたい。
9nine
超絶神コラボの次に9nine。ヲタの層が違うのか大きな入れ替わりもありつつ、僕も後方で少しだけ見ていた。入り口から入ってくる人が少ないなと思っていたら、どうやら入場規制がかかっていたようだ。9nineのライブは全部見たかったけど、今回のライブで一度も見ていなかったパティロケを見るために、メンバーの自己紹介曲「9nine 'oclock」を見終えたところで離脱。
18:15−20:00／FANTASTIC THEATER
ちょっと早めに9nineのライブを離れて正解だった。FANTASTIC TEATERも入場制限がかかっており、かなり長めの列ができていた。並んでいるときにGALL DOLLのスタッフの方からノベルティのDVDを貰った。
外のSMILE GARDENではE-Girlsがやっていて、今回のイベントで彼女たちを一度も見れなかったことを少しだけ後悔した。客席の後方にはステージ衣装を着たままのアイドルたちも彼女たちのライブを見ていて、やっぱり彼女たちの存在は特別なものだったのだと再認識させられた。
SHAKE
いつ以来だろうなぁ？ ちょっと覚えてない。グラビアアイドルとしての個々のメンバーは昔から知っているから、僕自身もっと彼女たちの現場に足を運んでいても不思議じゃないんだけど、このグループはベタな対バンイベントにあまり出演しないんだよね。そのかわり生バンドと共に自主開催のライブなんかもしれるからそっちを見ないと彼女たちの本当のポテンシャルはわからないのかも。プロデューサーが元ジュディマリの恩田快人が名前を連ねているだけに気になるであることは間違いない。
GALL DOLL
たすたすりょーたすしか知らないとはいえ、結構好きなGAL DOLL。ギャルってのが僕から見てあまり遠い世界の人種だし、そういう世界の住人とアイドルヲタとの混合という意味でも興味深いグループなのだ。ライブでは若干ギャル感が薄まってるのが気になった。ヴィジュアル系のバンドがだんだん年齢を重ねるごとにメイクやら衣装やらが大人しくなっていくあの感じと近いのだろうか。
家に帰ってから貰ったDVDを見たら、これがノベルティとは思えない充実した内容でかなり楽しめた。そこに映っている彼女たちの姿はまさにギャル全開で、やっぱこうであってほしいなとｗ
Feam
彼女たちはかなり回数を見ているはずなんだけど、物販に顔を出したこともないので未知な領域がまだまだ大きい。Wikipediaを見ると独立系のグループというか、独自のスタンスで2006年からライブ活動を展開していてそういうところは素敵だなと思う。
Splash!
３人組のボーカルユニットだったはずだが、次のパティロケちゃんのことで頭がいっぱいであまり記憶に残っていない（申し訳ない）。ネットで調べても宮城県の同名グループばかりが出てきて、僕自身もそっちに関心が行ってしまってアレな感じになってしまった。
Party Rockets
最高に高まったよね。だったらもっとパティロケ見ろよって感じもありつつ、この２日間でいろいろアイドル見たけど僕の中でパティロケは別格だ。コウメちゃんの圧倒的な王者の風格と言うかねｗ デビュー曲の「初恋ロケット」では最初の部分でツインボーカルのコウメちゃんとユーカッチは後方のサイドにいて、歌のパートになったときにズイッと前に来るんだけど、その感じもカッコいい。とにかく曲から衣装からダンスから何もかもがカッコ可愛いわけ。
ライバルのチキパも戦闘的な感じだし、対するパティロケも攻撃的なスタイル。この２組のガツガツ感はモーニング娘。9期10期にも通じるところがあるので、「お前らには絶対に負けないぜ！」感をもっと全開に出してバチバチやって欲しいと思う今日この頃。
ＭＣでユーカッチが大事なところで噛んでしまって、その後めっちゃ恥ずかしがるところにめっちゃ萌えるとかね、僕自身そういう変態の域に達してしまっている。パティロケ恐るべし！
20:00−20:45／GREEN OASIS
パティロケで完全燃焼した感があったのだが、しず風が控えていることを思い出して即現場を離脱。FANTASTIC THEATERからGREEN OASISまでは歩いて10分くらいかかるので、とにかくダッシュした。２日間ずっと動き続けていたのに体はまだまだ動くのはボクシングを長年やっていた成果だろうなｗ
lyrical school
GREEN OASISもライブが押していたらしく、着いたときにはlyrical schoolがやっていた。tengal6のときと比べてクール感が後退して可愛さが増したという感じかな？ 最近はアイドル＆ロックに食いつきすぎているけれど、ライムベリーの存在を知ってからはアイドル＆ラップにも興味を持ち始めている。そういう意味でも横ノリの楽しさを感じられるステージだった。
しず風＆絆〜KIZUNA〜
何でGREEN OASISが時間が押してたのかって、「ガンダム待ち」というのがあったせいなのね。これはガンダムが１時間に１回動き出すパフォーマンスタイムみたいなのがあって、それが行われているときはライブをやめて待ってなければいけない。そのときの写真がこれ。
《写真を掲載する》
こういう謎の待ち時間を挟みつつ、ライブは怒号の盛り上がりだった。野外だし他のステージが終わったあとのライブとういこともあって人も多かったので、パティロケのような集約型の盛り上がりとは違う野外フェス的な盛り上がり。いろんなヲタＴを着た人がヲタの垣根を越えて一つになるというあの一体感はここでしか味わえなかったんではないだろうか。それくらいの盛り上がりだった。生バンドでやったというのも大きかったと思う。
20:45−21:15／SMILE GARDEN
ヘロヘロになりながら再びSMILE GARDENへ。
IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE
出演はアイドリング!!!、風男塾、バニラビーンズ、THEポッシボー、YGAの選抜メンバー。去年のTIF でも最後にこの場所でＲＣサクセションの「雨あがりの夜空に」や湘南乃風の「睡蓮花」を大合唱して盛り上がったことを思い出した。今年はMr.Childrenの「星になれたら」で、どう考えても若い子は歌えないだろと思いつつ学生時代を思い出しながら歌っていると、何だか妙な気持ちになってしまった。
「星になれたら」はスターを目指して上京する自分達を重ねた歌で当然それはアイドル達の今の状況ともリンクしている。先日、キミとボクVol.86 で鈴木まりえさんが日本青年館を目指すという話をされていて、この成功神話というか成長神話こそが彼女たちを支えているモチベーションなのかもしれない。それは商業的成功というよりも、自分の人生のもっと中心にある何かであるようにも思う。だからこそ「何のためにアイドルをやっているのか？」という問いは、「なぜ私は生きているのか？」と同じくらい難しい問いなのだと思う。
今回のTIFに出演した多くのアイドルは学生であり、それだけで生活ができるレベルのプロではない。そういう意味では商業的に成功をおさめたプロが多数出演するロックフェスなどとは少し毛色が異なるのかもしれない。彼女たちのモチベーションのことをこのタイミングで考え始めると、この長大なチラシの裏がさらに酷いことになるのでやめるが、彼女たちを支えている「アイドルをやりたい」という願望と、「星になれたらいいな〜」というやんわりとした願望がよくわからないままリンクして、複雑な感情がいろいろ押し寄せてきてしまったのだ。
Posted by Syun Osawa at 00:14
