2018年5月17日
「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」展
2017年1月14日/16:00-16:30/新宿タカシマヤ 11階 催会場
伊藤若冲や尾形光琳などの日本画と鉄腕アトムや初音ミクなどの現代の絵を強引に接続した美術展。ありそうでなかったこのタイプの企画展は、方向性に関してのみ僕の好みとマッチしている。どうやら京都の細見美術館がやっているらしい。
ただ、本当にただ接続しただけな感じがして、これはさすがに「ない」と思った。方向性は悪くないが、作品への落とし込み方がはっきり言って安易だと思う。
絵の意味と漫画の作品の意味も関連していないばかりか、その2つのタッチが融合されていることもない。せめて漫画・アニメの絵を日本画にハイブリッドして絵の中に落とし込んで欲しかった。
興味深い企画だっただけにただただ残念だ。
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