bemod

2020年12月31日

科学技術館

2020年01月20日/11:30-13:30/880円/北の丸公園

月曜日だから人が少ないだろうと思って行ってみたら、まさかの小学生の社会見学とぶち当たるという結果になった。そのため、大人のくせにいつもは子どもがいることで遠慮していたワークショップなどにも少しだけ参加できるのかなと思っていた僕の淡い期待は早々に打ち砕かれてしまった。

体験型のアトラクション的なものはほとんど無理だったが、自転車の歴史だったり自動車のできるまで、原子力発電の仕組みなどの子どもに人気のないコンテンツは比較的じっくり見ることができた。

数日前に行った多摩六都科学館も似たような施設なのだが、その充実度には圧倒的な差がある。こちらの施設のほうが5倍くらい凄いし、じっくり見て回れば丸一日しっかりと楽しめるくらいの充実ぶりだった。

プラネタリウムのような設備もきっちり備えられており、子どもがいたら諦めようと思ったのだが、入り口のお姉さんがやさしくどうぞと手招きしてくれたので見ることにした。「コズミック・ディスカバリーズ」という演目は星の距離を美しいコンピュータグラフィックを使ってじっくりと見せてくれる味わい深い内容だったが、あまりに内容が渋すぎて隣の子どもですら寝ていた。

多摩六都科学館のプラネタリウムもそうだが、プラネタリウムというコンテンツはまだまだ需要があると思うし、映画的なコンテンツとしてもっとも開拓されていい分野だと思う。単純にプラネタリウムとしての技術が凄いということを見せるのではなく、平面ではない球体のスクリーンに映すという利点を生かしたシンプルなエンターテイメントを追求したらまだまだ集客の余地があるようにも思う。

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