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2017年12月10日

宗教とカネ

山田直樹/2012年/鉄人社/四六

宗教とカネ宗教法人が何で稼いでるかという疑問にスポットを当てて書かれた本で、宗教法人を作ってみたいと思っている自分にはなかなか勉強になる本だった。結論から言うと、宗教法人で金を稼ぐのはなかなか難しいということだ。

この本位登場する宗教法人は創価学会・生長の家・崇教真光・世界真光文明教団・幸福の科学・天理教・霊友会・立正佼成会・統一教会・真如苑・阿含宗・エホバの証人・PL教団とどれも超有名な宗教法人ばかり。ここまでくるとたしかにお金の動きは大きいが資金繰りは決して楽ではないようだ。信者の数が収益にダイレクトに影響するからだ。

また、僕は宗教法人は税金が一切取られないと思っていたのだが、実際には収入のある教祖だって税金は取られる。だから宗教=金が儲かるというわけでもなさそうだ。それでも宗教ビジネスにはまだまだ金脈がありそうで、できればその儲かるビジネスに便乗したいと思う不届きな気持ちも消えない。

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