bemod

2017年12月16日

社長失格

板倉雄一郎/1998年/日経BP社/四六

社長失格先日読んだ『 不格好経営 ― チームDeNAの挑戦 』の中で著者の南場智子さんがおすすめしていたので読んでみることに。80年代から90年代後半に起きた話なのでビジネス書として読むにはちょっと古い印象。

でも、南場智子さんが影響を受けた理由はよくわかる。起業したことがない僕が言うのもなんだけど、起業するというのはおそらくリスクを引き受けるということと同じ意味を持っていると思うし、その点に関して板倉は非常に能動的に動いている。

むちゃくちゃやって事業に失敗したという話ではなく、儲けるために積極的に動いて結果運に見放されたという格好で、そういう意味でも高いリスクを取るとリターンも大きいが失うものも大きいということがよくあらわれていた。

これを読んで「やっぱ辞めとこう」と二の足を踏むのではなく「よっしゃやったるぞ!」と思った人がDeNAに集まっているのだと思うと、そりゃあれだけ大きな企業になるよな…と妙に納得したのであったw

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