bemod

2018年1月11日

exPoP!!!!! vol.85

2016年5月26日/19:30-22:15/渋谷 o-nest

久しぶりにexPoPへ。前に行ったのは数年前かと思いきや、調べてみると 2015年8月 にも行っているようだ。以前はほぼ毎月か隔月くらいのペースでやっていたので通っていたのだが、それが3か月とか4か月に1回となってから足が遠のいた。サイトを見たら最近は毎月開催に戻っているようだ。

今回見たのはJunk Robot、vivid undress、Moccobond、平賀さち枝の3組と1人。オープニングアクトのJK3シンガー・みきなつみさんは見れなかった。いつものごとく雑感をつらつらと。

Junk Robot

暗闇で希望を…というようなナイーブな歌詞を押し出しているような雰囲気ではあるが、曲自体はポップで聴きやすい感じ。ボーカルの女性の方もがっつりギターを弾くのは僕の好きなタイプ。

vivid undress

今回一番印象に残ったバンド。この日の出演バンドはどのバンドもポップなノリで、その中でも演奏も上手くメンバーのキャラも立っていたのがこのバンド。ギター・ベース・ドラムの3人がイケメンで、キーボードがお姉、でボーカルの女性が一番地味(歌うとパワフル)というのは他のバンドにはあまり見られない特徴かもしれない。

そして何より売れたいという気持ちが前面に出ているのが好印象だった。ボーカルの女性が「みんな別のバンドでやったりしていたのが、縁があって今のバンドになった。このバンドが最後のチャンスだと思って頑張る」みたいな話をしていておっさんの僕としては胸が熱くなった。真面目に夢を語る機会なんてすっかりなくなってしまったものには案外どストレートな気持ちは届くのだなと改めて思った次第。

Moccobond

木工ボンドをローマ字表記するとこんなにかっこいい名前になるのかと。このバンドもなかなか特徴的で、ツインボーカルの1人が男性でそれ以外の3人はみんな女性。この逆の構成のバンドはかなり多いけど、男1人のバンドはそれほど多くない気がする。ツインボーカルはわりと普通になっているので、もしかしたらこの構成も若い人には市民権を得ているのかもしれない。おっさんの僕には清竜人25と同じレベルのハーレムにしか見えないがw

最後に歌った新譜『告白前夜』の表題曲「告白」がとても良い感じだった。

平賀さち枝

軽めにギターをピロピロやりながら客をいじりつつその流れで歌に入るというのは、笑福亭釣瓶が好きそうなフォークの王道的な雰囲気で、僕も案外好きだったりする。ゆっくり歌うのが特徴的で初見でも歌詞がちゃんと入ってくる。他のバンドはボーカルに声量があっても何を言っているのか聞き取れないことが多かったが、彼女に関してはすべての歌詞が頭の中に入ってきた。

シンガーソングライターにとって歌詞が伝わるのは絶対に重要だという勝手な思い込みがあるので、そういう意味でも彼女の独特の雰囲気(特に話の部分)は僕好み。曲の中では最初に歌って曲(題名失念)と「白い光の朝」という曲が心に残った。

ホームカミングスとのコラボ曲だったのね。

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