2018年1月5日

exPoP!!!!! vol.80

2015年8月27日／19:15（途中参加）－22:20／渋谷o-nest

超久しぶりにexPOPへ。このイベントは好きなのだけど、ガチイベント過ぎてバンドとバンドの間のセットチェンジが長く、仕事の疲れもあってとても疲労度がたまるイベントでもあった。そのせいでしばらく足が遠ざかっていたが、新しい音を無料で聴けるという魅力は他にはなく、このありがたい機会を使わないのはもったいないだろうということで再び参加することにした。

The Wisely Brothers

文系女子感満載のガールズバンド。演奏含めてやや単調な印象なのは僕の好みの問題かも。ドルヲタの属性が強い僕の問題は彼女たちのようなバンドを見るとどうしてもアイドル目線で可愛いか可愛くないかを見てしまうことで、そういう点において彼女たちは可愛い。

白波多カミン with Placebo Foxes

白波多カミンも可愛いシンガーソングライター。というよりは３人の楽器隊を加えてバンドとして2015年に結成したらしい。小谷美紗子Trioみたいなものかな。力強さもあって要注目。

クウチュウ戦

昭和歌謡の要素とプログレの要素を売りにしている時点で演奏に対するこだわりは強いのだろう。キャラクターも独特でなかなか味のあるバンドだった。曲もおっさん世代に響く部分と若さゆえに響かない部分とが混じり合っていて、そのあたりの違和感と快感のブレンドが歳とってから若いバンドの音楽を聴く楽しみなのかも。

never young beach

そういう意味ではこのバンドにはクウチュウ戦以上の郷愁感があった。しかもそれは僕の世代というよりはさらに昔の世代の音が未来にタイムスリップしたかのような何かだ。彼らは「西海岸のはっぴぃえんど」とキャッチフレーズがつけられているようで、それは音を聴けば「そのまんまだろう」と思う人が大半だろう。ノリも素晴らしく、当時の音の味付けというかスパイスの効かせ方もわかっていて、だからこそ「そのまんまだろう」という認識をどのように受け止めるかで僕くらいのおっさん世代の感想というのは変わってくるのかもしれない。

2017年1月5日現在、彼らはメジャーデビューしていて、ボーカルは高橋一生の弟らしいという情報が付け加わっている。それでも僕のファーストインプレッションに特段の変化はない。こういう素敵なバンドが売れることは素晴らしいことだと思う。

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