2018年3月12日
図説 歴史で読み解く京都の地理
監修:正井泰夫/2003年/青春出版社/A5
京都の実家に帰った時に母親からもらった本。この手のぬるめの雑学本は一気に読むのがしんどいので、会社の始業前に毎日ちょっとずつ読み続けてようやく読み終えた。
京都に観光へ行く人がその前にこれを読んでいると少し楽しめそう…という程度の中身なので、ぶっちゃけwikipediaと大差ないのだが、それでも教養を深めるというくらいの感じで読んでおいて損はないだろうと思う。
特に初期の話はなかなか面白く、平安京は東西に分割され、西側(右京)は「長安」、東側(左京)は「洛陽」をモデルし、その結果洛北、洛南などの言葉が残ったらしい。だから洛中洛外図もそこから来ているわけだ。
この手のちょっとした雑学が手に入る。それ以上でもそれ以下でもない。
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