bemod

2018年5月17日

姫路城

2017年9月16日/12:30-15:30/姫路城

姫路城

両親と姫路城へ。

かなり昔(それこそ小学生くらいの頃)に来たような気もするが、それがいつだったかは思い出せず。庭園を歩いていると何となく覚えてるような感覚があったのでたぶん1度は来ているはずだ。あいにくの雨で写真を撮るには微妙な感じだったものの観光客が少し少なくてわりあい過ごしやすかった。

姫路城の感想は2つある。

1つめは姫路という街について。姫路駅は京都からはかなり遠い。岡山に近いので大阪からもかなり遠い印象がある。そのせいか全体的に人が少ない。駅前は立派で駅前のアーケードが姫路城まで続いているという立派な造りになっているのだが、どの店に行っても寂しい感じの雰囲気が漂っていた。

そんな中、何となく入った小さなカフェは男性2人でやっているらしく、店の雰囲気・コーヒーの味ともにクオリティが高かった。カフェで食っていくにはかなり大変かもしれないが、理想のカフェをのんびりやりたいという気持ちは僕の中にもある。そういう心が刺激される空間だった。

2つめは姫路城について。姫路城は戦争で天守閣を燃やされたり太平洋戦争時の空襲で焼け野原にされたりしていないので、建築当時(といっても修復は何度もされている)の状態で城が残っている貴重な国宝である。建築物としては立派だが、この城の歴代の城主はさほど有名な人は見当たらない。

大阪らからも広島からも遠い微妙な土地にあったことが幸いしているのか、この町は昔から穏やかな時を過ごしていたのかもしれない。それゆえに歴史物語としての姫路城にはそれほどの魅力はないのだが、当時の空気感(城下町も含めて)を今に伝えているということを考えればそれはそれで貴重だし、そう考えるのなら姫路城だけではなく城下町の方も昔の空気感をもっと出していっても良いのではないかという気がした。

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