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2015年5月2日

なんでコンテンツにカネを払うのさ?

岡田斗司夫、福井健策/2011年/阪急コミュニケーションズ/四六

なんでコンテンツにカネを払うのさ?サブタイトルは「デジタル時代のぼくらの著作権入門」。著作権問題に関してわりと知識があって、その問題を踏まえたうえでどうやってビジネスを展開していこうかを考える人にはなかなか面白い本じゃないかな。

全メディアアーカイブ構想はインターネットに慣れ親しんでいる人なら理解しやすい話だが、利便性を追求した結果、多くの人が職を失ってしまうということにもなりかねない。これは著作権ビジネスに限った話ではないが、ルールを作る側だったり情報のハブとなるプラットホーム側だったりがどんどん力を持っていく構造をどう上手く調整するかは大きな課題だろう。

ネットの中に国家を作り上げるという岡田さん構想も面白かった。あれなんて、かわぐちかいじのマンガ『沈黙の艦隊』を彷彿とさせる熱い何かを感じさせる。誰か国家樹立を宣言してくれないかな? 一番の候補はそこそこの信者を抱えている宗教法人じゃないかな。

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