bemod

2017年12月28日

Coming Next 2015

2015年2月15日/16:00-21:00/代々木 NHKホール

無料イベントということで応募したら当たったので行くことに。この日は他に楽しそうな現場がたくさんあっただけに「このイベントで良いのか?」という思いはあったが、視野を広げるという意味において結果的に参加できて良かったと思う。ただし席が超絶糞番だったので2階の端席だったので終始双眼鏡で見ていた。1階もかなり席が空いていたのでドリームしなかったことが悔やまれる。

キュウソネコカミ

この日のイベントはこのバンドのボーカルの「西宮のセカイノオワリです」がツボったので、後のライブはずっと好循環で見れたように思う。観客の大半が女性だったこともあって人気が凄かった。途中で暗転して紅白の小林幸子をパロったような演出があったがustのほうでは流されなかったらしい。他にも白タイツ姿で歌ったりして、昔ならコミックバンドという位置づけだった人たちがライブという閉鎖空間でコミュニティへの帰属意識を高めている事態がなかなか今っぽい。

バリキュン!!

5人とぬいぐるみという異色のグループ。ひめきゅんというアイドルグループとバリィさんというマスコットのコラボユニットらしく2階席からヲタの声援がとんでいた。

乙女新党

NHKホールの座席数と比較するとさすがに乙女新党のヲタは少数派で、それでもそれなりにヲタが来ていたように思う。2階の端だった僕の席の隣にいたおっさんも乙女新党ヲタらしく終始「あやめ~!」と叫んでいた。レスすらもらえない場所で物販もない現場にもかかわらず足を運んでいるのだからヲタという生き物は献身的だなと感心させれれた。そのヲタは乙女新党が終わったらさっさと会場を跡にしていたのだが…。

La PomPon

アイドルイベントではない現場にアイドルが登場するとそのグループのヲタの数が如実に出てしまう。今回もその好例だと思う(悪い意味で)。ヲタがいないアイドルグループの現場ほどつらい状況はないだろう。J☆Dee’Zヲタとしてはユキノ&ミサキの2人がMomokaのかつてのスクール仲間だということはポイントが高い。

和楽器バンド

オリジナル曲に加えて「千本桜」なども披露。過去に参加したイベントはトークイベントだったので、今回初めてライブを見れて感動した。企画モノ過ぎるためにファンが敬遠しているのかもしれないが、もっと成功してよいバンドのように思える。

しなまゆ

ボーカルは結構歌えるようだが曲は僕の好みではなかった。

Czecho No Republic

男女のツインボーカル。女性ボーカルの前にminiKORGが置いてあってドイツのエレクトロユニットLALI PUNAを彷彿とさせる。それくらおしゃれ感を前面に出したグループではあるものの、『ドラゴンボール』のタイアップ曲をやっているというのは今風なのかもしれない。

Nao Yoshioka

ぶっちゃけ歌の上手さだけでは一番だったと思う。ファンクネスもあるし楽曲さえハマればはねそうなポテンシャルを持っている。ただまぁブルーノートでやりそうなちょっと高級感を携えての売りなので、僕的に「今後も追いたいか?」と問われると微妙なところ。

MILLEA

三戸ナツメみたいな髪型。デビューが遅れたらしい。

ななみ

今回のイベントで一番ハマったシンガーソングライター。ライブの後にすぐTSUTAYAへCDを借りに行った。声が僕の好み。少しハスキーでありながらよく通っており、力強さも優しさもある感じ。大分県の21歳、日本クラウン所属だそうな。

片平里菜

トレーナーにジーパンという姿がいかにも私流のシンガーソングライターという雰囲気。初見は可愛いAikoという印象だった。このブログを書いている2015年11月20日現在、実のところシンガーソングライターの中では彼女に一番ハマっているのだが、この日のライブの記憶はほとんど残っていなかった。この日は前に演奏したななみさんのインパクトがあまりに強かったためだ。

彼女は生だとややインパクトに欠け薄目の印象があるが、楽曲を繰り返し聞くと曲の世界はとても素晴らしい現代性を持っていて、さらに無常感もあり僕はすっかりファンになってしまったのだ。

MACO

テイラー・スウィフトのカバーを歌っていた。オリジナルはR&B調の曲が多めで声は浜崎っぽい。

LIFriends

コミックバンド風。コミックバンドというのは悪い意味ではなく、そういうノリを出せるバンドは得てしてうまい場合が多い。山崎邦正みたいなボーカルのスキルも高い。客とメンバーが一緒になって盛り上がるスタイルも今っぽい

GARNiDELiA

ボーカルとキーボードのスタイルでかなり人気があった。ガンダムのタイアップになっていたそうなのでそういうファンの影響も大きいのかもしれない。曲はかなりアニソン風であるがボーカルは女性ファッション誌「CUTiE」のモデルだそうな。

ぽこた

ニコニコ動画の「歌ってみた」コミュニティからプロになったルート5のメンバー。こちらもかなりの人気だった。しかもファンはほぼ女性であり、2階席にいた20代半ばくらいの女性の集団が気づけば最前席付近にドリームしていてその本気さを感じさせた。28歳で会社辞めて現在32歳ということで喋りも自虐風を織り交ぜながら笑いを取っていた。ビジュアル系の新しい側面を見た気がした。

カスタマZ

本日の人気一番。自分でアニソンバンドと呼んでいた。アニソンバンドで頂点目指すらしい。高校3年、大学1年のユニットでみんな見事なイケメン。完全に男性アイドルとして自分たち自身も自覚があるのだろう。ジャニーズかと思いきやそうではないらしい。

HAPPY

京都出身でフジロックに出てる硬派なバンド。ここまで色モノ(こっちが最近の主流になりつつあるが)が出ていたなかで最後にこのバンドが登場するのはやや彼らに酷だったかなと。exPOPに出ていればまた違った反応だったと思う。

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